刺身の菊の花など、飾りに見えて健康に良い食べ物がこれ!
外食をするとよく目にする料理の添え物、例えば焼肉のパセリ、刺身の小花、ステーキのクレソンなど、どうしていますか?
・焼肉のパセリ
焼肉にはニンニクやタマネギなどの臭いの強い食材やコッテリとした脂が付き物ですよね。
実はパセリの香り成分には消臭効果があるので、焼肉を食べたあとにしばらく噛んでいると、口臭を抑える作用があるんですよ。
口の中をサッパリさせる効果もあるため、口直しにも役立ちます。
ちなみにパセリは豊富な栄養素を持っていて、美肌やアンチエイジング、貧血、免疫力強化にも役立ちますので、むしろ積極的に食べたい野菜ですね。
・刺身についている黄色い小花。
大きさからタンポポだと思っている方も多いようですけど、食用菊なんですよね。
菊の花には解毒作用、殺菌作用があるため、非加熱の刺身を食べる際には食べてしまう事をお勧めします。
そのまま食べると苦味やエグミもありますので、花びらだけを醤油に散らせば、見た目も華やかでちょっぴり粋で良いのではないでしょうか。
菊と同じくらいよく目にする緑色や赤紫の小さな双葉、アレって実はシソの若芽なんですよね。
シソにも強い抗菌作用がありますし、消化を助けて食欲を増進させたり、胃腸の調子を整える作用があるので、ついてきた時には食べてしまいましょう。
・ステーキのクレソン。
独特な辛味が苦手という方も多いようですけど、添えられているのにはちゃんと意味があるんですよ。
クレソンには動物性のタンパク質や脂質の消化を助ける作用、消臭効果があるので、肉料理を食べた時には喜んで頂きたい添え物です。
塩分の排出を助けるカリウムも豊富に含まれているので、濃い味付けの料理の時には特に意識して食べたいものですね。
料理の添え物は彩を加えるだけではなく、それぞれ添えてあるのには意味があるんですよ。
効能を覚えるのは面倒なので、わざわざ理由を覚える必要はありませんが、添えてあったら食べてしまうと良いかも知れませんね。